僕は花を植えよう
君の庭に
僕がいなくても
花たちが君を讃える
そして朝と晩に
君に囁く
愛していると
あなたはにっこりと微笑む
僕は君がいなくても
いつまでも踊る
君のシルエットを抱いて
愛してると囁いて
いつか花は枯れ
君は忘れてしまうだろう
花も僕も
そして愛も
次に花が咲く頃に
君はもういない
君と踊る誰かのために
君は優しく微笑む
僕は君の影と踊る
時に閉じこめられて
見えない花を想い
行く先のない言葉を
溜息とともに宙に放つ
愛してる
せめてしばらくの間
花を愛でていて
僕はそれが
永遠に続くと
僕を騙すから
君といつまでも
踊るために