
鏡を見る
もっと呆けているかと思った
眉間に皺がある
髭を触る
顔を掌で覆う
もっと汚れているかと思った
瞳を見る
濁ってはいない
頬が少しこけている
よく見ると笑い皺もある
微笑んでみようと思った
でもやめた
短い髪を撫でる
水を浴びる
奥歯を噛む
お似合いだ
鏡を見る
もっと呆けているかと思った
眉間に皺がある
髭を触る
顔を掌で覆う
もっと汚れているかと思った
瞳を見る
濁ってはいない
頬が少しこけている
よく見ると笑い皺もある
微笑んでみようと思った
でもやめた
短い髪を撫でる
水を浴びる
奥歯を噛む
お似合いだ
コヨーテにも犬にもなれない。ここにある詩はある人への読まれない私信である。完全にゴミとして捨てる前の一時的な保管場所だ。