呼吸

 

By: milena mihaylova

 

 

僕たちとの約束を守って

夜が来てくれた

空気は冷たいけれど

森で生きる者たちの鼓動を湛えている

 

 

この場所なら安心だ

川辺からは少し離れているし

灌木が姿を隠してくれる

昼間ほどじゃないけれど

ベリーの甘酸っぱい香りもする

 

 

僕を見つめる君の瞳が

穏やかに焦点を失う

微かに唇が開く

僕は君に呼吸を合わせる

 

 

僕は君の骨

君の肌

君の髪

君の内臓

 

 

僕はいつもここにいる

夜が何度きても

それは変わらない

僕はいつも

君に呼吸を合わせる

 

 

僕の肺は君の肺になり

吐息は君をいつも護る

 

 

君の目が閉じる

僕の姿が見えなかったとしても

僕は幸せだ

眠る君

僕の永遠