いつも君は

静かに佇んでいる

もうずっと前から変わらず

誰かを待つように

 

君の影はとても優しいのに

身体は棘だらけだ

 

何も言わず

何年かに一度だけ花をさかせる

見るものはと言えば

花を食べる鳥ばかりなのに

 

君は哀しくもない顔をして

空に手を伸ばしてる

何かを掴もうとするでもなく

でも美しいシルエットで

 

君が幸せだということも

とても強いということも

僕は知っている

 

君の足もとで僕は眠ろう

身体がとても冷えたところで

僕は目覚めるだろう

鼻先についた雫の光に気づいて

 

それまでは夢を見よう

君を抱きしめる夢

君の棘を

僕の身体で受け止める夢

 

朝が来たら

僕は歩きだす

どこにいても

君の場所はわかる

 

君のために

僕の血を少しだけ置いていく

君が気づかないように

 

 

 

 

 

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