SAAB 明日離れる君

saab93aero

 

 

君は控えめな姿で

でも小気味よく走り

いつも優しく僕を包んだ

君の声は僕を安心させた

 

 

クールな顔

グラマラスな後ろ姿

特に夜は

緑色の光で僕を癒した

 

 

彼の無垢な寝息も

可愛らしい歌声も

君は僕と共に

優しく聴いた

 

 

誰にも言えぬ苦しみを

雨の海辺で洗うとき

君も濡れながら

僕を抱いた

 

 

あの橋を渡りながら

雲間から射す夕陽に

遠いあの人を想い

僕が落とした涙を

君は黙って拭った

 

 

あの人へと急ぎ

暗闇に浮かぶテールランプを

次々と後にするとき

君は力強く僕を励ました

 

 

待ちきれない僕を知って

君はいつも笑って

僕に寄り添って

あの人を待ってくれた

 

 

君は

あの人にも笑いかけ

あの人も

君に笑いかけた

 

 

君は

僕の孤独を

僕の痛みを

僕の恋を

僕の愛を

知っている

 

 

ありがとう

忘れない

 

 

Add a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です


× 5 = 四十 五